男性だけど乳首が痛い!もしかしたらこれが原因かも

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男なんだけど、乳首が痛い。。

今年の2月頃から右乳首だけがなぜか痛いという症状が発生しました。具体的には右乳首がコリコリと張っているような感じで圧力をかけると痛みを感じます。僕は男性なのでおそらく乳がんではないと思うのですが、4ヶ月経ってもなかなか治らないのでだんだん不安になってきました。

国立がん研究センターのWebサイトによると乳がんには「男性乳がん」と言う病気もあり、男性では生涯を通じて1000人に1人乳がんを発症するデータがあるとされています。発症者が多いのは60代〜70代だそうで、僕はまだ20代なので男性乳がんの可能性は低いかなと思いましたが、可能性は0ではありません。

国立がん研究センター「男性乳がん」について

https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/about/Male_breast_cancer/index.html

また、男性には思春期の頃に乳首が痛くなる「女性化乳房症」というのを発症します。これはホルモンバランスが関係していると考えられ、思春期の12歳から14歳頃の第2性徴期にホルモンバランスが変動するために発症します。僕も小学生の頃に乳首が痛い時期がありましたが、数ヶ月したらすっかり治ってしまいました。今回の痛みもこの女性化乳房症に似ている感じはするのですが、かなり長期間続いているので、原因が別ではないのかと考えました。

乳がん専門医監修乳がんのブログ「女性化乳房」について

https://ucc.or.jp/breastcenter/blog/male-breast#i-3

病院に行ってみる

女性化乳房症だと思いすぐに治ると思っていましたが、4ヶ月近く経ってもなかなか治らないので、本当に心配になってきました。色々調べた結果、乳首の痛みに関しては乳腺科で診察・相談できるみたいなので、最寄りの乳腺科の病院へ行きました。

余談ですが乳腺科の病院に行くと、受付の方や待っている人も全員が女性で少し気まずかったです。。乳腺科を受診する人に女性が多いというだけで、男性も乳腺科にかかる病気はあるので、恥ずかしがる必要はないのですが。。

診察を待っている間に問診票に現在の体調などを記入しました。僕はこの時適応障害で心療内科にも通院していたので、薬の服用歴に心療内科でもらっている「スルピリド」「クロチアゼパム」もきちんと記載しました。

僕の名前が呼ばれ、診察室に入ります。診察室に入ってすぐ乳首にゼリーを塗りエコーで検診を行いました。その結果、やはり左に比べると右の乳腺が張っている状態で痛みが出ているようでした。先生によると、乳腺が張っているだけで乳がんではないそうです。少し安心しました。

女性化乳房症の診断書

病名は予想通り「女性化乳房症」で、それ原因で右乳首の乳腺が張っているとの診断でした。また、その女性化乳房症になってしまった原因はその時に服用していた「スルピリド」か「クロチアゼパム」と考えられ、このような精神系の薬は乳腺が張ってしまうことが多いそうです。薬を変えるか薬を変えずにこのまま飲み続けるかどうかは心療内科の先生とまた相談してくださいと言われました。同じ薬を飲み続けた場合は引き続き「女性化乳房症」になったままですが、別にこの状態でも健康上は問題ないそうです。

その後、心療内科の先生に薬の影響で女性科乳房症になっている可能性があることを伝え、別の薬の「ロラぜパム」に変えてもらいました。薬を変えたからは右乳首の張りと痛みはすっかり消えました。やはり原因は「スルピリド」か「クロチアゼパム」のどちらかであったことは間違いなさそうです。

まとめ

乳首が急に痛くなった原因は適用障害を和らげるために服用していた薬が原因でした。薬を変えるとすっかり痛みはなくなりました。僕のように大人になって急に乳首が痛くなったかたは乳腺科の受診をお勧めします。

pui

適応障害気味なデザイナーです。パソコン関係に興味があるので、面白い発見があったら記事にしていきたいと思っています。

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